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35歳独身女の資産運用計画(付加年金・ideco・ふるさと納税・積み立てNISA、そして事業立ち上げ)

大昔(約2年前)、こんな記事を書いていました。

実は、この頃から考え方が変わったので、今回はその話をしていきます。

優先順位の変わる資産計画

Twitterにも書きましたが、現在の優先順位は、

  1. 付加年金を収める
  2. ideco満額投資
  3. ふるさと納税
  4. 積み立てNISA

です。2と3は前後します。なぜなら、idecoに満額投資なんて夢の夢だからです。。

どうしてこうなったのか、それは、2020年の10月頃からフリーランスになったのが大きく影響しています。

付加年金を収める意義

自営業の年金って、満額支払ったとして65歳からもらえる金額っていくらになるか知っていますか?

40年間ちゃんと支払ってきたのにも関わらず、月に65,141円なんです。 まさかの今の家賃も支払えません…恐ろしい制度。。

かたや会社にお勤めの場合の厚生年金の場合、平均は月に143,761円もらえます。

その差、約78,620円…今の家賃とほぼ同額…

フリーランスになったことで、厚生年金時代があれど、65歳になってもおそらく70,000円程度の金額しかもらえない私の老後…そんなの恐ろしすぎる…と思い、付加年金を活用することにしました。

付加年金とは…

付加年金は、国民年金第1号被保険者(自営業者、学生など)の独自給付とされています。

毎月の国民年金保険料に付加保険料(月額400円)をプラスして納付すると、老齢基礎年金 に付加年金が上乗せされます。

付加年金の年金額は、200円×付加保険料納付月数となっています。

<具体例>

○ 付加保険料を10年間納付された場合

付加保険料の納付額=400円×12月×10年=48,000円

↓ ↓ ↓

付加年金の年金額 =200円×12月×10年=24,000円

* 48,000円の付加保険料額で、毎年24,000円の付加年金が老齢基礎年金に 上乗せして受け取れ、大変お得です。

こちらを今から始めると、私は35歳、65歳まで30年ある、ということになるので、ざっと計算すると、

400円×12ヶ月×30年=144,000円÷2=72,000円

となり、毎月6,000円ほど、多く年金が入ってくることになります。

ちなみに払った金額は2年間もらい続ければ元が取れる仕組みなので、大変オトクです。67歳まではなんとしても生きなければいけません。

そんなわけで、ざっくり勘定の70,000円+6,000円=76,000円

多少の余裕が出てきます。

毎月たったの400円で6,000円ほどの余裕ができると思えばいいし、死ぬまではずっと6,000円をもらい続けられるので、健康寿命伸ばすぞー!って気持ちになります。

ちなみに1回でも払い損ねると、この制度自体を使えなくなってしまうそうなので、年金はきっちり収めようと思いました。

入り方は、市役所などで付加年金に加入したいといえば、加入できます。

idecoの見直しと満額投資計画

フリーランスになって、idecoも見直しました。会社員時代は、1万円を毎月納めていたのですが、一旦最低金額の5,000円に落としました。

フリーランスって、いつ仕事がなくなるか分からないから、とっても不安定なんですよね。しかもフリーランスなりたての時期、月に25万円しか稼いでいなくて、普通に貧乏でした。その後、40万に上がったので、貯金ができる程度に安定しました。

しかし、突然やってくる業務委託契約解除。4月末に現在の現場が終了します。なので、必死に5月以降働ける場所を探しているという状況です。現在は一旦落ち着きそうですが、正直めっちゃ焦りました。

さて、現時点でのポートフォリオですが、海外インデックスが66%、内外インデックスが33%、残り1%を元本保証にしています。

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掛け金が少ないので、インパクトも少ないとは思いますが、これを今年以内に掛け金を1万円にする予定です。

現時点で自分の単価を大体40万円をすると、自分の事業を立ち上げて2つの軸の売上を作る。そこができれば、1万円にする、と決めています。

2つの軸を半々の稼ぎにするのが目標です。それがideco満額投資の条件かと思っています。

ideco満額投資までの道のり

フリーランスで業務委託を受けながら自分の事業を立ち上げる:1万円

業務委託40万+事業5万:2万円

業務委託40万+事業10万:3万円

業務委託40万+事業20万:5万円

業務委託40万+事業40万:満額投資

と、かたーくかたーく考えています。もしかしたら事業はうまくいけば会社化したいという気持ちになってくるかもしれません。

そうしたら、この計画もまた1から見直しです。

ふるさと納税で食費と生活費を浮かせる作戦

さて、idecoの話が長くなりましたが、そもそも満額投資まで遠いので、他の方法でも節税対策がしたいです。

そんなときのふるさと納税。今年はまだそれほど経っていないので、いくら稼ぎが出るかが分かりませんが、月額40万円の稼ぎが一年続けば480万円。そこからいろいろと経費や控除を抜いて、所得がどのくらいになるかを計算します。

こんな早見表がありました(めっちゃ便利)こちらは給与所得の方が対象となっているので、フリーランスはあまり参考にはなりませんが、8割くらいで考えておいたほうが良いと、どこかのサイトで拝見しました。

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fururi.jp

年末にしっかり住民税を節税したいと思います。

ちなみに、今までのおすすめは、豚肉○キロと、トイレットペーパーです。なんだかんだ使う消耗品が大量に届くので、場所は取りますが、トイレットペーパーがない!なんてことが家でめったにおきなくなるので、とても良いです(あと品質も良い)

それでも残ったら積み立てNISAへ

まずidecoを満額投資できていない時点で、積み立てNISAはまだ始める気になりませんが、こちらは節税という観点よりは、売った時の利益に税金がかけられないという意味で良い仕組みですね。ただ、リバランスに向かないのと、長期に持ち続けるには、根気が必要(idecoは引き出せないけど、NISAはいつでも引き出せちゃう)なので、今の自分には向いておらず、積み立てNISAは、優先順位から落ちました。

まとめ

これが35歳独身女の資産運用計画です。どうでしょう…全然老後に2000万円貯まる気がしない…!

さて、次回は、idecoのポートフォリオの詳細についてお話できればと思います。